野生動物救護ボランティアの皆さま

午前中は『ボランティア活動の一年を振り返って』と題してボランティア交流会が開かれました。
今回はボランティアの方々の体験談、失敗談ありの本音トーク大会でした。
経験して初めてわかることがいかに多いかあらためてわかり、とても勉強になりました。

「これからも、もっともっといろいろなことに積極的に参加していこうと思います」という意見も聞かれ頼もしく思えました。

午後からはセンター主催で『市民が担う野生動物救護〜東京・千葉の事例に学ぼう〜』と題して研修会が開催されました。

東京からNPO自然環境アカデミーの野村氏、千葉からNPO行徳野鳥観察舎友の会の野長瀬氏、
そして神奈川を代表してNPO野生動物救護の会の理事長の渡辺氏がそれぞれの地区の状況、長所、短所を話して下さいました。
一言に救護と言っても現実にはいろいろな問題を抱えていて、それでもそれを一歩一歩乗り越えて進んでいく姿勢は皆同じで、頼もしく感じるとともにお互い切磋琢磨し救護活動を実践していこうという思いにさせてくれる内容でした。


今回は高校一年生のボランティアさんから感想が届いていますので紹介をいたします。

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私は今回初めてボランティア交流会と研修会に参加しました。
交流会では、大学生による放野したタヌキのその後の調査結果を聞いて、ケガや病気が治っても交通事故や病気にかかって死んでしまうこともあると知りました。
長期で鳥を預かっている方の話では一緒に暮らすことで初めてわかる新たな魅力や失敗談を聞くことができて私がいつか長期で預かることがあれば参考にしたいと思いました。
研修会では、千葉・東京・神奈川の救護体制を知って、それぞれに特色、長所や短所があることがわかって、地域によってやり方も違うんだなって思いました。
でも、『動物を助けたい!』という思いはどの地域も同じなので良いところはどんどん吸収していけたら良いと思います。
交流会でも研修会でも自分が知らなかったことをたくさん知ることができて良かったです。

高校1年 加藤わか葉

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2008年3月22日ボランティア交流会&研修会
神奈川県の救護状況を説明する八木さん
テレビ大阪の取材も入りました