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2011年5月21,22日 野生動物救護ボランティア講習会

平成23年度 野生動物救護ボランティア講習会を神奈川県自然環境保全センター、神奈川県獣医師会、NPO法人野生動物救護の会の3団体共催で5月21、22日の2日間にわたり開催しました。

 今年も募集人員30名のところ、多数の方々の応募があり皆様の熱い思いを生かすべく70名以上の方に受講して頂きました。

 初日は野生動物に関する法律や救護活動など、それぞれ専門分野の先生方に講義をして頂き、2日目の午前中は講義の他に先輩ボランティアによる体験談を交えた実際の活動内容をお話しました。

そして午後からは5つのグループにわかれてエサの種類や救護の仕方、傷病舎の見学などの実習を体験して頂きました。

雨の中、移動や屋外施設の見学など大変でしたが、受講生の方たちは熱心に見学したり、スタッフに質問をしたりしていました。

 

 この2日間の講習会の後は、いよいよ保全センターでの実習です。

8月末までには保全センターで3日間の実習を終えると「野生動物救護ボランティア」として登録されます。

野生動物のために1人でも多くのボランティアさんが活躍されることを願っています。

いっしょに頑張っていきましょう!

 


 

受講生の方に先輩ボランティアが、インタビューしてくれました。

受講生の生の声です。(尚、インタビューは21日のみです)

《応募の動機を教えて下さい》

 ・友人や大学の先輩の紹介で。

 ・ツバメのヒナを保護したのが、きっかけ。

 ・以前、ボランティアに体験で来た事があり、「今年こそ入会したい!」と思った。

 ・本で知った。野生動物の保護に興味を持った。


《今日(5/21)の講習会で、印象に残ったことは?》
 ・村田先生の話全部!

 ・木戸先生の話。身近で解りやすかった。

 ・加藤先生の話が、解りやすかった。興味が増した。

 ・森が沢山必要なのが、よくわかった。今まで何となく応急処置等をやっていたので、きちんとやりたい。


《ボランティアでやってみたいことは?》

 ・傷付いた野生動物を治し、1匹でも多く野生に戻してあげたい。

 ・一般、短期、長期全てやってみたい!

 ・一般で長くやっていきたい。慣れてきたら、野毛山動物園のリハビリにも参加したい。


《ボランティアに期待していること》

 ・環境についてや、ボランティアでやっている活動内容をネットでPRして、どんどん伝えられるようにしたい!

 ・自分達で頑張りたい!

 ・手伝える事を教えて欲しい。

 ・会社の中で、森の環境について本気で取り組んでいる。環境と動物の関係をもっと知りたい。


《最後に、インタビュアー塩澤の感想です(≧∇≦)》


今年は(?!)質疑のある熱心な受講生が多く、終了時間が延びてしまいました。帰宅準備をしながら快く、インタビューに応えて下さった受講生さん、心より御礼申し上げます。
二日間大変お疲れ様でした。
これから一緒に頑張りましょう!

野毛山動物園 木戸先生
日本大学生物資源科学部教授
日本野生動物医学会会長
村田浩一先生
受講の様子
野生生物課 木佐貫課長
野生生物課 加藤獣医師
金沢動物園 高橋先生 
元神奈川県獣医師会会長 獣医師中山和也先生
先輩ボランティアによる活動紹介
実習の様子
実習の様子
実習の様子