2013年6月2日(日)、6月16日(日)に2013年度 野生動物救護ボランティア講習会が
神奈川県自然環境保全センターで開催されました。この講習会は、保全センター、神奈川県獣医師会、救護の会の共催で毎年行われています。
毎回多くの応募があり、今回も各回定員30名を越える受講者が集まりました。
午前中は講義が中心となり、県内の救護の現状や野生動物に関係する法規について、また救護ボランティアとして知っておくべき動物由来の感染症や衛生管理、幼鳥の食性や応急処置について学びました。
午後からは講義と実習となり、実習では3つの班に分かれエサの種類やさしえ・保定方法を体験したり、また保護棟の見学を行いました。質問もとびかい、受講者の皆さんのエネルギーが感じられました。
その後は、救護の会よりボランティア活動の様子をDVDや先輩ボランティアの体験談で説明しました。
受講者の皆さんにより実際の活動内容が伝わったのではないでしょうか。
新たな救護ボランティアの皆さん、今後の活躍を期待しています!!
受講者の方の感想を一部紹介します。
「市民が野生動物保護に関われる機会を持たせて頂いて、とても有意義な一日でした。研修などを含め、沢山経験をして、鳥獣を救う力に加われば良いと思います。」
「羽根標本を作ったり、猛禽類のリハビリをしてみたいです」
「小学校などを訪れる啓発活動などに参加してみたいです」
「どんなことにでも挑戦してみたいです」
神奈川県獣医師会 中山先生の講義