3月22日(日)に第3回スキルアップ勉強会が行われました。
テーマは「保温・搬送・応急措置」
講師は、保全センターの加藤千晴獣医師
はじめに動物を救護した後、家庭でもよくあるグッズ
(空き箱・タオル・保冷剤)などを使っての、正しい保温・搬送の仕方。
次に、ほ乳類と鳥類の骨格の違いから、
素人でもできる(やらなければならない)応急措置のやり方を
残念ながら死んでしまった、ダイサギ・カルガモ・キジバトなどを
使って学びました。
特に、実際に足の骨折ため死亡したダイサギの折れた足への保定の
やり方などは身に迫るものがありました。
参加された方の感想が届いております。
・頭で考えるのと実際に見てやってみるのとでは違うのを感じました。
今日は動かない鳥でしたが、生きている鳥を保定して行うにあたっては
時間をかけずに確実に処置する難しさがあると思いました。 (A・Kさん)
・個体を運ぶための救護セットは、ぜひ用意したいと思う
スノーシュー副子法や8の字包帯は、すばやくできるようにならないと
実際には使えないと思う。 (K・Sさん)
次回 第4回スキルアップ勉強会は
4月25日(土)PM1:00より
(講師の先生のご都合で、今回は土曜日です。お間違いのない様に!)
テーマは 「餌の作り方・種類」 講師 加藤千晴先生
助けようと思った命も、餌をまちがえると逆効果・・・。
ヒナの季節がやってくる前に、ぜひ正しい「えさ」を勉強して下さい。