野生動物救護ボランティアの皆さま


6月1日(日)、保全センターにてNPO法人野生動物救護の会の第1期定期総会が行われました。
理事長の挨拶に続き事業報告、決算報告等がなされ承認されました。


午後からは、特別講演として諏訪流第17代鷹匠 田籠善次郎氏をお招きし、
野生復帰のための「猛禽のリハビリ」についてお話いただきました。

猛禽類の性質や接する際の注意事項、日本と世界の猛禽類の扱いの違いなど、
さまざまなお話も聴くことができ大変貴重な講演でした。

さらに、後半は普段中々見ることのないオオタカの接ぎ羽の実演もあり、
出席された38名の皆さんも大変興味深そうにその様子を見ていました。


出席された方の感想です。


・タカの扱い、特徴、習性など色々知れてよかった。(Sさん)

・他の鳥類とは異なり、扱いの難しい猛禽のリハビリについて聞けたことは嬉しく思います。
 ずっとリハビリになぜ鷹匠技術が用いられるのか疑問でしたが、納得いきました。
 今後救護活動を続ける上でとても役に立つ内容だったと思います。
 まだまだ未熟ではありますが、経験をつんでいきたいと思います。(Sさん)

・接ぎ羽については、前にちらっと聞いたことがあっただけなので、実際に見れてよかった。
 マッサージのことや、くちばしのこと、とても勉強になりました。
 もし、センターで保定とかするときは、下腹をおさえないよう注意しようと思った。(Kさん)

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2008年6月1日定期総会&特別講演
田籠善次郎氏による接ぎ羽のレクチャー
接ぎ羽のデモンストレーション
渡辺理事長の挨拶
加藤先生から猛禽類の救護実績についてレクチャーをしていただきました