野生動物救護の会の大学生グループ&高校生期待の星「加藤わか葉」さんが神戸大学で開催された第14回 野生動物医学会大会でポスター発表をしました。

その報告が加藤わか葉さんより届いていますので、ご紹介いたします。


9月3日(水)〜7日(日)まで神戸大学で「第14回 野生動物医学会大会」が開催されました。私は4日から参加してきましたので、ちょっと報告します!

私は、まだ高校生なので学校がすでに始まっていたので、4日の午前授業の後に神奈川を出発しましたが、掃除当番免除プラス5日は公欠という担任の先生の暖かいご配慮のおかげで参加することができました♪

初日に現地に着いたのは夕方で、学生集会で大学生に混じってグループディスカッションをしました。

ディスカッションの内容は「生態系レベルで考えたとき、救護にはどういった意味があるか?」「動物園は野生動物の救護に貢献できるか?」「有害捕獲を継続して行っていく上で直面する問題にはどうしたら改善あるいは解決していけるでしょう?」といったようなものでした。実際に大学生と話し合ってみると、本当にいろいろな考え方があることがわかりました。先生方の保護管理・救護・動物園と3方面から見た意見も聞くことができました。

宿泊所は大学生たちと寮みたいなところに泊まりました。

ここでも、いろいろな大学生と知り合いになることができました♪

講演会は、病気のことは私には難しくてわからないことばかりでしたが、学会の雰囲気は十分味わってきました!

外国語で話された時には、スライドの写真だけが救いでした・・・(;△;)

私がお会いしたいと思っていた先生方の公演を聞いている時はなんだか嬉しかったです!

そして私がこの大会に参加しようと思った大きなきっかけは野生動物救護の会としてポスター発表をした日大生と共に、保全センターの救護データをまとめたものを展示するためです。内容はと言うと、保全センターに保管されている幼鳥の救護データをヒナの救護数が多い月を5日ごとに区切ってグラフ化し、どんな時期にどんな鳥の幼鳥が保護されてくるのかを導き出すというものでした。上手く結果が出た鳥もいれば、そうじゃない鳥もいました。でも会場にはたくさんのポスターが貼られていたのですが、私たちのポスターに関心を持ってくださる方は結構いました♪実際に質問されて始めて気づかされることも多々ありました。反省点もありますが、私的には説明するのも楽しかったですし、とても良い経験にもなりました。

再来年は大学生として参加できることを夢見て報告とさせていただきます♪

 学会でも加藤先生や日大生をはじめたくさんの方にお世話になりました。ありがとうございました。

私が将来、出世したらお礼にご飯に行きましょう♪

 加藤わか葉

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2009年9月3〜7日 第14回 野生動物医学会大会の報告
参加した学生グループと加藤わか葉さん(右)
加藤わか葉