また修了証授与式の後、東京農大野生動物研究室 安藤先生の特別講演会「神奈川のリス・ムササビ」を行いました。
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ボランテイアの塩沢直美さんから感想が届いています。
修了証授与式を終えて
五〜八月の自主研修を無事に終え、九月二十日修了式を
迎える事が出来ました。
『終了』と言えども、私自身にとってスタート地点だと思います。
強制給餌に、まだ手が震え、ヒナが餌を飲み込んだ時
「エライ! よく食べた!」と何度心の中で叫んだことでしょう。
私もまださし餌されるヒナと同じ身分(?!)なので、
先生を始め職員の方々、先輩方にこれからも
『強制給餌(ご指導)』を受け精一杯頑張って(杖をつくまで?!)
続けていこうと思います。今後もよろしくお願い致します。
安藤先生の研修会
『神奈川のリス・モモンガ・ムササビ』についてと、
野生復帰のタヌキ追跡調査をスライドで詳しく教えていただきました。
ブラキストン線で種類が分かれる事や、モモンガとムササビの生態を
比べ、その違いをていねいにわかりやすく説明して下さいました。
また、野生復帰したタヌキ追跡調査は、残念ながら事故死してしまった
タヌキや再度救護されたタヌキ、行方不明になってしまったタヌキも
いましたが、自分の居場所を求め、何キロも歩くことを初めて知り
放した場所にずっと住み着くのかと思っていましたので、
改めてデータの重要性がどんなに大事なのか伝わってきた次第です。
安藤先生、長いお時間ていねいにご指導下さり、
誠にありがとうございました。