10月から11月にかけ、今年度は「傷ついた野生動物」をテーマにイベントに参加し、傷病鳥獣の現状を話し保護の必要性を伝えました。特にイベントに向け、野生動物が傷つく原因と予防対策をわかりやすく、親しみやすく表現したチラシを作成したことで、会場を訪れた人々に内容の濃い説明が出来たと思います。エデュケーションアニマルとしてはツツドリ(ルンバ)・メジロ(ジロー)・タヌキ(小太郎)の参加があり大変な活躍を見せてくれました。
参加したイベントは次の通りです。
・ 10/16(日)動物フェスティバル 鎌倉海浜公園(由比ヶ浜)
心配された雨も朝のうちに上がり、会場では東日本大震災を教訓に、ペットの避難所模擬体験や災害救助犬のデモンストレーションなども行われ、犬猫などペット連れで訪れる方も多く大変な賑わいでした。
当ブーズの野生動物救護にも、沢山の方々が関心を寄せてくださり、展示パネルの説明にも力が入りました。
・ 10/22・23(土・日)ジャパンバードフェスティバル 我孫子市手賀沼親水公園
6年連続での参加出展となる当イベントですが、日本最大のバードフェスティバルだけあり、野鳥への
関心も高く、来場者のみならず、各出展者との意見交換したり、他ブースの展示方法を参考にしたりと2日間に亘り、野生動物救護に関し沢山の方と話し合えました。
また鳥の博物館の見学や、手賀沼での野鳥観察など楽しめるイベントでもありました。
・ 10/30(日)厚木環境フェア 厚木市中央公園
神奈川県獣医師会愛甲支部とのコラボで毎年参加出展する当イベントは、地球温暖化やゴミ処理など環境に関する様々な取り組みのブースが並び、今年は主催者発表では1万人が参加し、盛大に開催されました。太陽光発電システムのエコ製品の展示に加え、河川の水質検査、土壌汚染の問題なども取り上げられ、当会の野生動物救護活動も身近な自然環境として関心を持って説明を聞いてくださる方が多く居ました。
・ 11/3(木・祝日)秦野市民祭り 秦野市中央運動公園
地元秦野市で毎年開催されるイベントで、子供から大人まで楽しめる催し物への出展ですが、野生動物救護活動を、わかりやすく説明することにより身近な問題として捉えてもらればと思い参加しています。
また初めての試みとして、パネル展示だけをブースから離し、近くの芝生の上、青空のもとで行いましたが、
パネルだけを切り離しても、多くの方が傷病鳥獣の写真に関心を示してくました。今後のパネル展示方法として検討してみるのも面白いと思いました。