3月23日(土)に2回目の「わくわく野鳥探検隊」を開催しました。身近にいる野鳥を観察したり保護されている野生動物を見学したりしながら野生動物への理解を深めてもらいました。参加された小学生や保護者の皆さんは、楽しくわくわく野鳥を観察しその後の活動にも満足して帰られたと思います。主な内容は次の通りです。
*******探鳥会********
自然環境保全センター周辺を約2時間かけて観察しました。
初めは鳥のさずりが聞こえるものの姿が見えませんでしがた、「スズメが数羽いる」と双眼鏡をのぞいていると、ジョウビタキが近くにおり大盛り上がり。ポカポカ陽気の中歩いて行くと、「オオタカがいる!!」「どこ?どこ?」と歓声が上がり、「鉄塔の上!」とみんなで双眼鏡をのぞきました。その後用意していたフィールドスコープで順番にのぞき、双眼鏡とは違う迫力にさらに歓声があがりました。
参加された皆さんは何度ものぞいていました。途中畑を通り抜け、つくしを発見したり、コガネムシを見つけたりしているとヒバリがいい声で鳴きながら飛んでいきました。ノスリなどの猛禽類のほか20種以上の野鳥が確認できました。小学生は全員昨年に引き続いての参加なので双眼鏡の扱い方にも慣れてスムーズに観察できているように思いました。
********放野や保護動物の見学********
県職員の方に詳しくわかりやすく説明していただきながら、放野(キジバト、メジロ、ヒヨドリの3羽)の後に保護動物を見学しました。保護の原因や現在の様子、野生動物を守るためになすべきことなどを学びました。
*******どんな鳥が見られたかな*******
パワーポイントで鳥の映像を見ながら、探鳥会で観察した野鳥を中心に名前や鳴き声や特徴それに見分け方、雄雌の違いなどをみんなで話し合いました。映像の鳥は、逃げていかず大きくした姿が見られたのでとてもよかったと思います。
********足跡スタンプカード作り*******
数種の足跡スタンプと色鉛筆を使って、すてきなポストカードに仕上げました。
小学生を対象にした体験教室を夏休みにも開催しています。このときは傷病鳥獣の世話の体験や傷病の原因について考えることなどを主な内容としています。お友達を誘ってたくさんの方に参加していただき、野生動物や自然環境保全や人間と野生動物との共生などについてみんなで話し合ってみたいと思います。是非ご参加ください。
2013年3月23日第2回 わくわく野鳥探検隊の報告