3月29日(土)に春休み子ども体験教室(わくわく野鳥探検隊)を実施しました。児童6名とその保護者の参加がありました。午前中はセンターの自然観察園の谷戸を中心に野鳥の観察会を行いました。午後は傷病鳥獣の観察や野鳥の話、巣箱作りを行いました。子どもたちは、どのことにもとても興味を持ち積極的に取り組んでいました。そのためか解散の予定時間が少し遅くなってしまい、最後のアンケートはできませんでした。
野鳥の観察
シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、カワセミ、コゲラなどの野鳥だけでなくシカの足跡、カエルの卵、巣穴などにも興味を示していました。双眼鏡でのぞいてみるだけでなくカメラで写真を撮っている子もいました。
傷病鳥獣の観察
鵜飼先生の案内で説明を聞きながらフライングケージを回りました。けがの原因や程度、野生復帰の可能性、私たちにできる注意点などの話がありました。最後に駐車場でハクセキレイの放野を行いました。
代表の子が鳥かごのふたを開けると、ハクセキレイはあっという間に元気に飛び去り写真を撮ることもできませんでした。
野鳥の話
まず午前中に観察できた野鳥のまとめを観察ノートに書き込みました。次に3月ごろに身近でみられる野鳥の映像を見ながら名前当てをやりました。驚くほど野鳥に詳しい子がいて盛んに手を挙げていました。
さらに冬鳥、夏鳥、幼鳥,若鳥、成鳥、ものさし鳥などの鳥の見方についての説明もありました。
巣箱作り
シジュウカラ用の巣箱を用意された材料を組み立てて作りました。慣れないくぎ打ち作業なので曲がったりはみ出したりしていましたが、大人の手助けを受けながら完成させました。その後取り付け方などの説明 を受けてからお土産に持ち帰りました。
次回は夏休み子ども体験教室「野生動物を学ぶ」を開催予定です。
興味のある方はぜひご参加を!
開催日・詳しい内容は7月頃に掲載予定です。