4月20日(日)、曇天の空模様でしたが降水の確率は少ないとの情報を頼りに、参加者7名が車2台に分乗し出発しました。
午前10時頃、牧野の駐車場に車を止めて歩き始めました。山頂まで約1時間の道のりです。春の山野草の花を観察したり、さえずる野鳥の声を楽しんだりしながら進みました。タヌキのため糞を植林地の中で見つけたりもしました。
ギフチョウの食草のカンアオイの葉の裏に卵がありました。直径1ミリぐらいの薄い緑色の球形の卵が十数個並んでいます。山頂で見られるギフチョウの姿を期待しながら進みました。頂上直下の急な上り坂をあえぎながら登り山頂に到着です。何も飛んでいません。早朝に降った雨の後の曇り空のためか。ギフチョウはいませんでした。休憩しながら30分以上待ったのですが現れません。
下山をし、ふもとの家でわらびやゆずの乾燥物、梅干し、のびる、自家製のパンなどを購入しながら帰路につきました。 宮ケ瀬湖畔のふれあいの館で遅い昼食を食べながら「来年もう1度来たいね。ギフチョウがたくさん見られる4月の早い時期に来れたらいいね。」などと話し合いました。
見聞きできた主な野鳥 キセキレイ、アオゲラ、センダイムシクイ、オオルリ、サンショウクイ、ヤブサメ、アオバト、イカル、シメなど23種
観察できた山野草 ハナイカダ、ヤマツツジ、ミツバツツジ、ツクバネウツギ、オニシバリ、ヒトリシズカ、ミミガタテンナンショウ、シュンラン、センボンヤリ、ナガバノスミレサイシンなど多数