10月25日に厚木市中央公園であつぎ環境フェア「あつぎから地球へ〜つなげていこうエコの環〜」が開催されました。地元の野菜販売やフリーマーケット、環境に関するブースや愛護団体のブースなどが出展され、お天気にも恵まれたおかげで当日は大勢の人でにぎわいました。
私たち救護の会は猛禽保護プロジェクトが始動したこともあってずばり今年のテーマは「猛禽」です。なのでブース内は猛禽の写真パネルをメインに展示し、それ以外にも様々な救護原因で傷つく動物たちのパネルや足環プロジェクトの説明パネルや足環をつけた鳥たちのパネルを展示しました。今回のテーマが「猛禽」ということもあってチラシも新しく作成し、たくさんの来場者に配布し猛禽がなぜ傷つくのか、なぜ猛禽を守らなくてはならないのかといった説明を行いました。でもチラシやパネルよりやっぱり、チョウゲンボウのけいすけ君とコミミズクのロン君の存在感がとても大きかったのではないでしょうか。皆さん、けいすけ君とロン君の姿を「初めてみた!」「お人形かと思った」などと言って興味深く見ていましたが、どうして彼らがこんな姿になったのか、そして野生にはもう帰れないなどといった説明をスタッフから聞くと神妙な顔で「かわいそうに…」といったことを言ってくださいました。今回、彼らの姿や私たちの説明を聞いて自然環境について、傷つく野生動物について考えるきっかけになってもらえたらいいな…と思いました。