今年度の総会が5月29日(日)、自然 環境保全センターのレクチャールームにて午前11時から開催されました。議長に会員の三輪さんが選出され総会が進行されました。出席 者と委任状の方を合わせて会員総数の75名より過半数となり総会は成立しました。

議事に入り、2015年度の活動報告や 決算報告、それに2016年度の活動予定などが提案され、満場一致で承認されました。また野生動物救護の会の役員は改選なしで昨年度 に引き続き務めてもらうことになりました。

議事終了後、2015年度に自然環境保 全センターより野生動物救護の会に委託された業務の報告がありました。委託業務は「平成27年度水源地域猛禽類生息実態調査」と「猛 禽類保護データ解析」の2点です。

生息実態調査は渡辺理事長より、9 月〜3月までに25件の猛禽の生息実態調査を実施したこと、5件のリハビリ、それに広報活動として猛禽類の役割や生息実態情報展示と 保護猛禽類の実物展示を各種イベントで実施したことが報告されました。次に猛禽類保護データ解析の報告がスタッフの神崎氏よりありま した。保護記録の地理データベース化と分析についての詳しい内容、また猛禽類保全学習会の実施や普及啓発資料のリーフレットが作成さ れたとの報告がありました。

総会終了後、午後1時30分頃から七沢 森林公園でバーベキューを行いました。初夏の暖かさ、豊かな自然と新緑、きれいな空気などに囲まれ楽しい雰囲気で会員さんたちの親睦 が深められました。この日の交流が野生動物救護の会の今後の活動に有意義に関わってくるものと願っています。たくさんの話と食事を体 に詰め込んで午後3時45分ごろ終了解散しました。予約や買い物、準備や片付けに係って下さった方々ありがとうございました。

2016年度 野生動物救護の会 総会の報告
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