10月8日(土)9日(日)の両日に横浜の山下公園でワールドフェスタYOKOHAMA2016が開催されました。この催しは日本に在住の外国の 人達がお国自慢の食と芸能を披露するものです。
野生動物救護の会はこの催しの中で、神奈川県自然環境保全センターから委託を受けた広報活動を展開しました。その内容はイベントを通して猛禽類の 持つ役割の周知や保護猛禽類の記録データ分析結果をもとにした、猛禽類の生息実態情報の展示を行うものです。
野生動物救護の会は丹沢大山自然再生委員会の一員として同ブースの中に展示コーナーを設置して広報活動を行いました。8日は10名、9日は7名の 会員がスタッフとしての参加し充実した活動となりました。
展示は「猛禽の住める森を」のテーマのもとに、オオタカの剥製、猛禽類の生息実態情報4枚、鳥類の総救護羽数と猛禽類の割合のグラフ、傷病猛禽の 写真パネ ル16枚、「どうして猛禽類を守るの?」の説明パネル1枚、野生動物の保護原因とその解決策2枚、チョウゲンボウの羽根標本で行いました。また保 護猛禽類 に関するリーフレットを配布し、猛禽類や森を守る意味の定着を図りました。
来場者がオオタカの剥製を見て興味を示し話が弾みました。そして他の展示内容にも興味を示して見入ったり説明を熱心に聞いたりする方がたくさんあ りまし た。「神奈川県にたくさんの種類の猛禽が住んでいるのを知らなかった」とか「森や猛禽類が大切なことが分かった」などの声が聞かれました。
両日とも午前中は雨となり来場者が少なかったのですが、午後には雨が上がり薄日が差してくると来場者がどっと増えて混雑し、展示の見学の呼びかけ や展示の説明をする人も熱が入っていたようです。2日目は途中でリーフレットが品切れとなるほどでした。

ワールドフェスタ YOKOHAMA2016の報告
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ブース内の様子
雨の中でも絶賛開催中です!
たくさんの方が展示を見てくれました
フェスタ会場全景