窓ガラス衝突調査隊より「BINOS発刊」と「調査員募集」のお知らせです
鳥が人工の構造物などに衝突する事故を「バードストライク」といいます。
航空機などに衝突すると時として重大な事故を引き起こすことがあります。例えば2009年1月16日のU.S. Airwaysの旅客機がハドソン川へ墜落した事故が記憶に新しいと思います。
このような大きな事故のほか風力発電の風車への衝突や、私たちにとって、もっと身近な窓ガラスへの衝突事故なども数多く報告されています。
野生動物救護の会「バードストライク研究会」では秦野市立図書館での窓ガラスへの衝突調査を通して、数多くの鳥たちが命を落としている現実を発信し、衝突事故を減らし人との共存を図るにはどうしたら良いのかを日々模索しています。
【1:BINOS】
救護の会「バードストライク研究会」では
「秦野市立図書館におけるバードストライクの実態調査」
と題して「BINOS vol.17」に投稿し、ついに先月発刊するに至りました!!
今回投稿した内容は、2009年度に調査した
「何も対策をしていない状態でどのくらい被害が出たか」です。
これからはこの調査を元に
「本当に有効である対策法」を探し出したいと思っています!!
みなさんもBINOSを読んで一緒に考えましょう!!
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「BINOS」とは、日本野鳥の会神奈川支部が発行している研究年報のこと。
鳥類に関する様々な研究が発表されています。
・BINOSvol.17は 保全センター ボランティア室にも置いてあります。
(持ち出しの際にはスタッフに一声おかけください。)
・「BINOS vol.17」へのアクセスはこちら(野鳥の会神奈川支部)
※目次のみ。
※BINOSの購入は、日本野鳥の会神奈川支部よりお願い致します。
・会報誌「RUNNER」にも要約が載っています(p10)
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【2:調査員募集】
衝突パートでは、新たなる調査員を随時募集しております!
・実際に衝突痕を見てみたい!
・今までのデータまとめならできる!
・保全センターの救護データとの比較もやってみたい!
など、興味のあること、来年も是非一緒にやりましょう☆
資料
「秦野市立図書館におけるバードストライクの実態調査」(PDFファイル)
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調査員応募・質問等は救護の会事務局までお願いします。
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バードストライク研究会 窓ガラス衝突調査隊