5月12日(木)厚木市の「七沢ふれあいセンター」において厚木市立清水小学校の5年生、約170名を対象に夜間環境教育を開催しました。
自然の中で野生動物について学び、直接触れ合う学習に楽しさと驚きで子供たちの目は輝いてました。
参加された会員さんからの報告書です。
環境教育の報告
日 時 5月12日 19:30〜21:00
学 校 厚木市立 清水小学校5年生 約170名
場 所 七沢ふれあいセンター
参 加 者 加藤獣医師、渡辺(優)、渡辺(郁)、渡辺(夏)、安井、井手、彌重、田中、佐藤(幸)
参加動物 タヌキ(ヒメコ)、コミミズク(ハリー)、ノスリ(ジロー)、チョウゲンボウ
環境教育の内容
1、七沢にすむ野生動物の紹介(約20分)
シカ、イノシシ、タヌキ、ハクビシン、アライグマ、フクロウ、フクロウのヒナなどを
足跡や糞や鳴き声を交えながら紹介(パワーポイントの映像)
2、傷ついて保護される野生動物について考える(約45分)
ねらい(野生動物保護の原因は人々の生活に起因することも多くあることを知り、
野生動物を守るため自分たちにどんなことができるかを考えるようにする)
・ネコにより傷つく野鳥の被害 二人の会話形式で紹介
・誤認保護 ナレーション劇で紹介
・釣り糸や釣り針による被害、ゴミの問題など 具体物を示して問題提起し考えても
らう
・窓への野鳥の衝突 窓の模型を見せながら問題提起し考えてもらう
・パワーポイントの映像で被害動物の実態を見てもらうと同時に網(ネット)、交通事故、餌付
け、粘着シートなどによる保護原因を円グラフで示し、問題を提起
・保護原因が人間のくらしにあることを知り、自分たちにできることを発表する
・毎日の生活の中で、野生動物保護のために気を配っていくことを促す
3、野生動物とのふれあい(約25分)
タヌキ、チョウゲンボウ、コミミズク、ノスリについて紹介
会場の四隅に分かれて動物が待機し、子どもたちが希望の動物のところに行き
近くでふれあう
感 想
子どもたちは内容にとても興味を示し熱心に話を聞いたり映像を見たりしてくれた。
また劇への参加や意見を発表するのにも積極的だった。
動物とのふれあいのときは、約束を守り騒ぐことなく行動してくれた。
私たちの環境教育のねらいは子どもたちの心に伝わったと思う。