昨年12月12日にカエルツボカビ症侵入緊急事態宣言が出されたことはお知らせいたしました。

そして今年、神奈川県内の野外のカエルからツボカビ菌が検出されました。ツボカビ症を発症していたわけではありませんが、事態は限りなく赤信号であると思われます。

今一度、皆さまにカエルツボカビ症について知っていただきたいと思うとともに、広く一般の方へ注意を喚起していただきたいと思います。

カエルツボカビ症は、恐るべき感染力を持った病気で、海外でカエルなどの激減・絶滅を引き起こしていると考えられています。カエルが絶滅をすると何がおきるかというと、食物連鎖構 造に影響を与えます。つまりカエルを餌としている動物の数も減るということです。鳥類ではサギ類、カエルなどを食べている鷹類などにも影響が出ます。それ だけでなく、田んぼの害虫を食べてくれるカエルがいなくなると農産業へも影響がでたり、日本固有のオオサンショウウオなどの動物達への影響も懸念されてい るということです。

以下のサイトに詳しい情報が掲載されていますので、是非お読み下さい。

WWF

麻布大学

Allabout

国立環境研究所 侵入生物データベース