


写真は猫に追われ階段から落ちて後ろ足が麻痺してしまったタヌキの「ランちゃん」をお風呂に入れてドライヤーで乾かしているところ。

羽根を見ることで、鳥達への理解を深めます。
						また、野外で鳥の羽根を見つけた時に、鳥の種類と羽根の部位がわかるようになります。

救護される動物たちの多くは人間の生活の犠牲になっている場合が多く、少しでも救護される動物たちを減らしたいと思っています。



救護の会では鷹匠の技術を応用して、猛禽類の飛行訓練をします。息切れをする鳥たちはまだまだ放野出来ません。

基本的に生物多様性保全のため、保護された地区まで搬送して放野します。

発信器をつけた動物たちの移動範囲、距離、速度などを詳しく調べ今後の救護活動に役立つデータを集めます。

野生の鳥たちと、救護された鳥たちの違いなどを勉強する良いチャンスです。

とても大変な仕事ですが、やりがいがあります。
丹沢の山々、相模湾、相模川など豊かな自然に恵まれた神奈川県には多様な野生動物が生息しています。神奈川県自然環境保全センターの傷病鳥獣舎には毎年たくさんの野生動物たちが運び込まれます。
場所柄その種類はスズメからシカ、イノシシまでさまざまです。そうした動物たちの救護原因は交通事故、建造物への衝突、ネコによる被害、巣立ち雛の誤認保護などなど人間の活動に由来するものが多数です。
「野生動物救護の会 」は保護された動物たちの野生復帰を願って、その世話やリハビリなどにかかわっているボランティア団体です。
私たちは傷ついた動物たちの世話を通して、ヒナの誤認保護防止をはじめ自然環境の大切さや鳥獣保護思想の普及啓発活動や野生復帰できない動物たちの福祉の向上などに取り組むと共に、人と動物が共存できる環境をつくり、この豊かな自然をいつまでも守っていきたいと考えています。

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